優柔不断な読書日記

つれづれなるままに本を読むあおやぎたけしの読書日記です。

このひとの感性と関西弁がたまらない

先端で、さすわさされるわそらええわ先端で、さすわさされるわそらええわ
(2007/12)
川上 未映子

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このひとの言語世界は、独特。
その中に落とし込まれてしまった僕はなんだか少女、女子ゆえの妖しい妄想言語で、脳内革命が勃発。
アンドロメダ症候群にかかりそうだ。
もちろんこの文学における、『先端で、さすわさされるわそらええわ』といふのは
「女子の先端」でさすわさされるわである。
その「女子の先端」をこすったり、あーじゃいこーじゃいすると桃色脳波がのっぴきならない感じで
現出し、その独特のテクニカルでいて、韻を踏んだ関西弁の川上女史の思弁がくりだされてくるのだ。

そらええわ。

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『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
(2005/07)
本谷 有希子

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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫 も 48-1)腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫 も 48-1)
(2007/05/15)
本谷 有希子

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最初、半分強ぐらい読んでいても面白くなかったのだが、「そうか、こうゆうことか!」とわかり始めてからはいちいち一ページ一ページ読み進むごとに激震が走るように魂を震わせながらあっという間に読み進めて、衝撃のラストシーンを迎え僕は果てた。

人間の心の「歪み」というか「あやうさ」を描きながら、登場人物それぞれに圧倒的な「ぜつぼう」が降り注ぐ。
そのいわば坂口安吾的な「堕落」の焦土にそれぞれがどう立っているのか、でこの文学は壮絶なラストを迎える。

そのことを解説で高橋源一郎は「実存主義的」と評したけれど、そんなことどうでもいい(のか?)

とりあえずみんなだまされた気持ちで読み進めていったら
最後に何か心に響くものがみつかるはずです。ぜひ。

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『泣きながら一気に読みました』by柴咲コウ

みごとに風邪をひいてしまった。
今日はお茶の水の「内科ではない」病院に行き、有楽町イトシアで気分転換。
風邪で鼻水をたらしながら読んだのがコレ。

小さき者へ・生れ出ずる悩み (岩波文庫)小さき者へ・生れ出ずる悩み (岩波文庫)
(2004/08/19)
有島 武郎

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一日本文学徒として有島武郎をノーマークだったのが恥ずかしい。
そのみずみずしい感性と自分の息子、妻、家族、人間に対する愛はぼくの涙腺を一気に緩め、もう僕は鼻水と涙でエライことになってしまった。
やっぱり日本文学は最高だな。
いまの日本の若者はライトノベルやアニメの見すぎでこうゆう古きよき時代の感性というか感覚を忘れてしまわないか心配になってしまったりするおせっかいなぼくだけど、そうゆうもったいなさはあるんじゃないかな。
いわゆる「活字離れ」が進んでいると言われている一般の若い世代は。

確かに活字を読まないくらいならライトノベルを読んだほうがいいかもしれないけれど、ライトノベルってどうも「うすっぺらい」気がしてならない。
行間を読む楽しさがないというか。。。

確かにライトノベル的な要素をうまく取り入れてる文学的に優れた作品はあるけど(佐藤友哉とか舞城とか)
『図書館戦争』とか皆目なぜ売れているのかわからない。コレは読んでみたので確信を持って言えるぞ。

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ちょっと「りんりがく」してみる

倫理学があまり好きではないと話をしたが、やはりそれでは誰かからおこられそうなのでちょっと倫理学しちゃうために本を読んでかんがえてみようかと。

良い死良い死
(2008/09)
立岩 真也

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岩波 応用倫理学講義〈1〉生命岩波 応用倫理学講義〈1〉生命
(2004/07)
中岡 成文

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自分であるとはどんなことか―完・自己組織システムの倫理学自分であるとはどんなことか―完・自己組織システムの倫理学
(1997/12)
大庭 健

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つじあやの

恋恋風歌 (CCCD)恋恋風歌 (CCCD)
(2003/05/21)
つじあやの

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『雨音』がどうしょもなく切なくていい。

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