優柔不断な読書日記

つれづれなるままに本を読むあおやぎたけしの読書日記です。

ブレインコントロール

心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く 心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く
山本 貴光、吉川 浩満 他 (2004/06)
朝日出版社

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を読む。
心とは果たして完全に科学的に還元(すべてわかる)することができるのか?
脳科学の発展は目覚しいが何でも科学的に説明がつくと思ったら大間違いじゃない?
といったようなハナシだ。
確かに最近「脳」ブームだが、この本ではそのような科学至上主義に警鐘を鳴らす。

この本を読んでいて面白かったのは生命倫理的な人間の感情のコントロールだ。
どんなことかというと、これから薬学が発展すると人間の感情や心をある程度自由にコントロールできるようになる可能性について触れていた。
(詳しくは未来世界の倫理―遺伝子工学とブレイン・コントロール / ジョナサン グラバーを参照)

生命工学や遺伝子工学がこれから凄まじく発展することは確かだ。
しかし、人間の内面までコントロールできるようになるまで脳科学や薬理学が発展するのも非常にグロテスクだ。
よくも悪くもたぶん21世紀は人間の生命や身体をいかに管理するかということが切実な問題となるだろう。

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