優柔不断な読書日記

つれづれなるままに本を読むあおやぎたけしの読書日記です。

マックス・ヴェーバー萌え

うむむ、読みてえ。。。
マックス・ヴェーバーにとって社会学とは何か―歴史研究への基礎的予備学マックス・ヴェーバーにとって社会学とは何か―歴史研究への基礎的予備学
(2007/12/20)
折原 浩

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マックス・ヴェーバー―ある西欧派ドイツ・ナショナリストの生涯マックス・ヴェーバー―ある西欧派ドイツ・ナショナリストの生涯
(2007/12)
今野 元

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明治学院大学図書館や区の図書館に入っていないものか。。。

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お城萌え

僕は「世界の車窓から」が大好きだ。
http://www.tv-asahi.co.jp/train/
昔からヨーロッパの風景にはなぜか憧れみたいなものを抱いていたし、世界史が大好きでいろんな国に行きたいと前々から思っているし、電車も好きなのだ。

高校時代、世界史の教科書に載っていたドイツの「ケルン大聖堂」にすごく萌えーだった。
一度世界中を旅行してみたい。

月刊で世界の車窓から DVDブックが朝日新聞社から出ているので「スイス編」と「ドイツ編1」を注文してしまった。

何だろうこの胸の高鳴りは(w  とりあえずぼくはヨーロッパに昔から恋をしている。

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女たちを包囲する恋愛至上主義

言説分析の可能性―社会学的方法の迷宮から (シリーズ 社会学のアクチュアリティ:批判と創造)言説分析の可能性―社会学的方法の迷宮から (シリーズ 社会学のアクチュアリティ:批判と創造)
(2006/04)
不明

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モテたい理由 (講談社現代新書 1921)モテたい理由 (講談社現代新書 1921)
(2007/12/19)
赤坂 真理

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を読む。「言説分析」ってなあに?と思ったので。
はっきりいって前半はよくわかんなかったが、坂本論文「メディアが編む国家・世界そして男性」が面白かった。
2002年日韓ワールドカップの言説分析。
後半になるにつれて文章がわかりやすくなったので助かったが、これは俺の勉強不足からだろうか?それとも書く人が悪いのだろうか?

言説分析という視点では、最近出たこの新書がすこぶる面白い。
僕も女性週刊誌の恋愛至上主義と「愛され〜」とかには失笑を隠せなかったが、この新書ではそれらの笑える脅迫的な言説に突っ込みを入れまくる。

なにが「愛されアクセで勝利を」じゃ(笑)

結局のところそういう言説のゴールは「経済力のある男との結婚」や「玉の輿」、「上昇婚志向」であることをこれでもかと暴き出す。
それは女性への痛烈な批判でもあり、それに踊らされる愚かな男への警鐘でもあり、
そんな社会を作った人間への嘲笑でもある。

今日も「anan」や「JJ」などの女性週刊誌には「恋」という単語が氾濫し、欲望という渦に突き動かされながら、女たちのしたたかな「愛され」・「モテ」言説が脅迫神経症のようにはびこっていることだろう。

追記
赤坂真理さんのコラム↓
「関係性がすべての時代」

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「パリ、テキサス」

パリ、テキサス デジタルニューマスター版パリ、テキサス デジタルニューマスター版
(2006/08/25)
ハリー・ディーン・スタントン、ヴィム・ヴェンダース 他

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ヴィム・ヴェンダース「パリ、テキサス」を観る。

この作品はすんばらしかった。ホントに。

やっぱり、まだすごい映画は世の中にあるんだなと思った。

やさしさや愛やおもいやりに満ちた作品。

ひとはたとえ心が裂けたとしても、それぞれが真摯に自分と向き合い、ひとをおもいやれば

奇跡だって起こせるのだ。

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われわれはこの地球でばかなことばかりしている

国のない男国のない男
(2007/07/25)
カート・ヴォネガット

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すんごくオススメ。
その独特のウィットに富んだブラックユーモアは一度味わってしまえば
中毒になってしまうことうけあいである。

俺らこんなにも、違う人々だらけの地球に生まれてせこせこなにやっているんだろうね。




おれたち、やるやる

ちんたら、やるやる

やらなくっちゃ

ぐだぐだ、やるやる

ぐだぐだ、やるやる

しまいに、からだばくはつ

しまいに、からだばくはつ

しまいに、からだばくはつ

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福祉社会と新自由主義のジレンマ

新自由主義―その歴史的展開と現在新自由主義―その歴史的展開と現在
(2007/02)
デヴィッド・ハーヴェイ

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持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想 (ちくま新書)持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想 (ちくま新書)
(2006/07)
広井 良典

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ひまだからあわせて読んだ。
世界を席巻する「新自由主義」。
僕としては「感覚的」に新自由主義は好きではない。
しかし、新自由主義というものを批判してみたところで、僕らは新自由主義的潮流から完全に逃れられるわけではない。
そもそも新自由主義の源流はどうもこの本を読めば、ハイエクに端を発するものでそれが花開くのはもちろんサッチャー、レーガンの時代。
では、これはなにゆえにメジャーな思想になりえたのか?
それはイギリスでいえば、英国病と言われる「スタグフレーション」による経済の行き詰まりだ。
つまりは経済の行き詰まりを打破すべく「新自由主義」が生まれたといっても良いかもしれない。
僕は経済にはからきし疎いのでたしかなことはいえない。
でも、そのスタグフレーションが果たして福祉国家的な、社会民主主義の行き詰まりだといえるのかその点は非常に興味深いんではないか?
「持続可能な福祉社会」では簡単に言うと、日本はヨーロッパの社会民主的な施策をするべきじゃと書かれている。
なるほど、それはよろしい。でも、今までの日本はけっこう福祉が充実していた「大きな国家」ではなかったの?それが行き詰まったから「新自由主義」がでてきたんじゃないんすか?
とか思ってしまう。要するに、今の時代福祉国家って十分機能するようなものがつくれるんすか?と言われたらどうだろう?
それは絵に描いた餅じゃないんすか?できるならそうなればいいけれど。
というのが「持続可能な福祉社会」への感想。

だからって「新自由主義」を認めてよいかといったらそれは違うけど。
うーん。困ったもんだね。

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「大奥」と「オシムサッカー」

大奥 第3巻 (3) (ジェッツコミックス)大奥 第3巻 (3) (ジェッツコミックス)
(2007/12/20)
よしなが ふみ

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を購入。
もちろん期待を裏切らない。
とても楽しく読んだ。
洗練されたマンガだ。
いよいよこれから面白くなるところで終わったので次巻が楽しみである。

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 1/10号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 1/10号 [雑誌]
(2007/12/20)
不明

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オシムについて。
なんだかオシムが倒れ急に熱が冷めたように感じる。
というのもおれはけっこうオシムが好きだったのだ。
就任当初はあまり気にしていなかったが、彼のウィットに富んだしゃべりや哲学者みたいなその容貌と独特のオーラが気づいたらたまらなく好きになっていた。
その矢先に倒れてしまったので本当に残念だ。
まだまだオシムサッカーがこれからも観たかったので解任はショックだった。
別に岡田監督が嫌いなわけじゃないが、魅力があるといえるほど僕は岡田監督のこと良く知らん。だけど華はないよね。(岡田監督ごめんなさい。)
なんだか、オシムサッカーのわくわくする感じが一気に冷めてしまったようなのだ。
うーん。
代表のサッカーはどうなるんやろ。

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誰か故郷を想はざる

書を捨てよ町へ出よう書を捨てよ町へ出よう
(2001/10/25)
佐々木英明、斉藤正冶 他

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を見る。
言葉を失うほど面白かった。
寺山の映像作品を観るのはこれがはじめてだが、映像のセンスも素晴らしいものだ。
やはり寺山は文学を味わうだけではもったいない。
彼の映像や演劇などにもその才能の非凡さが現れているので
寺山好きのひとは映像もぜひチェックしてほしい。

寺山の映画は非常に独特だ。
色彩が鮮烈であるし、彼の心象風景というか妄想が随所にちりばめられ、
そこには彼の故郷である青森の田園風景、東北弁など、故郷へのイメージが映像の中に混ざり合っている。
もちろん、70年代独特のエネルギッシュな空気感とともに。
それでいて独特の台詞の言い回しや、がなり、うなりをあげるロックが交錯し、観る者に対してものすごい力とスピード感でもって迫ってくる。

それだけ寺山の映像というものは彩色豊かに独特の感覚で観るものに訴えかけてくるものがある。

この映画を観たら、なんだか俺も映画が撮ってみたくなった。
自分の脳内妄想を映像でもって寺山みたくガツンと表現してみたいもんだ。

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クレヨンしんちゃん

クレヨンしんちゃん Volume47 (47) (アクションコミックス)クレヨンしんちゃん Volume47 (47) (アクションコミックス)
(2007/12/14)
臼井 儀人

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昨日出たクレヨンしんちゃんの最新刊であるが、ネットやニュースでも騒がれたように
後半3分の1がものすごいことになっている。


なんとまつざか先生の恋人、徳郎さんがアフリカでテロにあってしまい死亡してしまうのだ。
それを知ったまつざか先生は絶望し、幼稚園の先生の仕事を放棄して自殺を試み、酒におぼれる。

なんて救いようのないブラックな展開。作者は何を思ったのだろうか?

一応47巻の中でまつざか先生は立ち直るかに見えるが、その過程がとってつけたような安易なオチなのでいったいこれは何だったの?的な感じに思えてしまう。

ブラックな展開にしたのはある意味衝撃だったが、その後の展開があまりに安っぽいし簡単に片付けられてしまっているのが残念。

今後、作品の中でまつざか先生はいったいどんなキャラクターになってしまうのだろう?

読後感もさっぱり良くなかった。

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腐女子、受け×攻め、セクシャリティ、ファンタジー

ユリイカ 2007年12月臨時増刊号 総特集(ボーイズラブ)スタディーズユリイカ 2007年12月臨時増刊号 総特集(ボーイズラブ)スタディーズ
(2007/12)
不明

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を購入。

ついでにこちらも紹介。

ユリイカ 2007年6月臨時増刊号 腐女子マンガ大系ユリイカ 2007年6月臨時増刊号 腐女子マンガ大系
(2007/06)
不明

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以前、「やおい」についてお勉強(?)する機会があったので。
といっても僕自身はBLの世界というのは未開の地というか、別世界。
僕は男性なのであまりBLについては感情移入はできない。
じゃあなぜこんなん買うかというと「わからない」からである。
俺が女の子に生まれたらどうなんかな、腐女子になっちゃったりしてなんて。

最近やたら「ユリイカ」はBLをプッシュするなあ。流行ってんのかな?
俺的には女×女のカップリング=百合系も取り上げてほしいのだが。
やっぱり俺は男だからBLには何も感じないんだろうか。
それと同じで女性もやはり百合にはエロスを感じないんでしょうかねえ。

女性がBLに萌える感覚ってどんな気持ちなんだろ。
受け×攻めにはどんな哲学があるのだろう?

俺が百合に抱くことのできるファンタジー≒女性がBLに抱くファンタジー なのだろうか?
でもなんか違う気もする。

うーむ。こう考えるとやっぱ女性って男性とは違うイキモノなんだなとつくづく感じた。


百合系のマンガはこっそり好きなのでアマゾンで注文しちゃいましたね。
今回はこれ。エロ的表現はないですので女の子も読みやすいかと。
エロいひとには残念ですが(笑)

絵がすごいかわゆいし、女の子が痛いほど乙女でやんす。
乙女ケーキ (IDコミックス 百合姫コミックス)乙女ケーキ (IDコミックス 百合姫コミックス)
(2007/06/18)
タカハシ マコ

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精神現象学

完全解読 ヘーゲル『精神現象学』 (講談社選書メチエ 402 完全解読)完全解読 ヘーゲル『精神現象学』 (講談社選書メチエ 402 完全解読)
(2007/12/11)
竹田 青嗣、西 研 他

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を購入。
前からヘーゲルには興味があったので。
難解で知られる「精神現象学」など日本語でも読む気になれないのでこの本はありがたい。
ヘーゲルと言われると、「ドイツ観念論のボス」、「弁証法」ぐらいしかわからん俺にとっては。

早速帰りの電車で読んでみるが、この解説書を理解するだけで精一杯。
どんだけ「精神現象学」難しいんだよ(笑)
非常に気合の入った噛み応えのある本なので、まだ最初のほうしか読んでいないが
非常に面白い。
ヘーゲルの思考は人間はこんなことも考えられるのか、といったぐらいだと聞いていたのだがまさにその形容にぴったりである。
まだ最初なので、認識論と自己意識の話しか読み終わっていないが、ゾクゾクくる面白さ。
中でもヘーゲルの自己意識論や生命論は非常に人間の本質を突いている。
ヘーゲルは人間の核心は自己承認のたたかいだと論じる。
つまり平たく言えば、人間の欲望の核心とは、自己の存在を肯定し、他者に承認されることだと言うのだ。
これは僕にとっては非常に説得力があった。
人間の生きる核心をそぎ落としていけば、結局は自己の肯定、承認である。
そのためにたたかい苦労をするのだ。
まあ、近代的理性とか、ヒューマニズムとか、理想とか、愛とか、あーじゃいこーじゃい理屈をいってみても、贅肉をそぎ落とせば人間の自己肯定という欲望の本質にいきつくのではないか?

まあ、最後までこの本を読んでいないので正確にはヘーゲルの思考を捉えてないかも知れないけれど、今のところはそんなようなことをこの本を読んで思った。

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社会科学のえらいひと

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)
(1989/01)
マックス ヴェーバー

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といえばマックス・ヴェーバー。
この本はやっぱりすごい。どこをどうしたらこの本のようなアイディアが生まれるのだろう。
端的に一番重要なことを言ってしまえば、
『あらゆる欲望を肯定する近代資本主義が宗教的理想の実現のためにあらゆる欲望を犠牲にしたプロテスタントたちの禁欲から生まれた』
という壮大なパラドックスを指摘している点だ。

(『社会学』New Liberal Arts Selection 有斐閣2007:181ページより引用)
ほかにも彼は「行為類型」論「官僚制」論「脱呪術化」論「近代」論などすさまじい精緻な分析眼を持ち、
社会を見渡した人だ。
そうとう頭の切れる人だったんだろう。
世界の宗教を比較した彼の宗教社会学なんてどんな勉強したらそんな分析ができたんだろう?
「近代」のからくりをここまで克明に記すなんて仕事はそうはできない。
まさに、社会科学の基礎を作ったとってもえらい人だ。
あなたはすごいぞマックス ヴェーバー。

社会学の根本概念 (岩波文庫)社会学の根本概念 (岩波文庫)
(1972/01)
マックス ヴェーバー

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宗教社会学論選宗教社会学論選
(1972/01)
マックス・ヴェーバー

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職業としての学問 (岩波文庫)職業としての学問 (岩波文庫)
(1980/01)
マックス ウェーバー

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クワイエットルームにようこそ

映画「クワイエットルームにようこそ」

を鑑賞す。

結論はすさまじく面白かった。オススメ。
終始観るものを飽きさせないテンポの良さと繰り出される松尾スズキ独自のユーモアとセンス。
映画としての出来は星5つだ。
しかしながら、あえて苦言を述べるとすれば、ストーリーとしての「クワイエットルームにようこそ」はどうだろうか?
もちろんこの小説が描いているテーマや世界は重い。
精神病院の閉鎖病棟というぬるい地獄、あるいは異常な世界である。
結末、主人公は過去を振り切り、新しい“自分”を手に入れ前向きにエンドロールを迎える。
話としてはきれいだが、俺としては「病み」を癒す過程がすっ飛ばされているように思えた。
要するになぜかとってつけたように急に主人公が前向きになるのだ。
なんだか、そこのいきなりの「すっ飛ばし」がリアリティを欠いているように思えるのだが、どうだろうか。再生する過程を描くことが抜け落ちているのだ。

主人公の明日香は自分の罪悪感に苦しみ精神を病むわけだが、その後どのように自分を肯定していくかが見えないまま、曖昧なまま映画が終わってしまったことが個人的には消化不良だった。
明日香は過去を捨て立ち直るように一応描かれているが、人間は過去をそう簡単に捨て去ることなぞできるのであろうか?
そう簡単にいかないのではないだろうか?
だとしたら、人は罪を犯した、過ちを犯した自分をどう肯定し、存在意義を見出すのか?
明日香の言葉を借りれば、「からっぽ」で「価値のない」主人公がどう自分を肯定していくかが描かれていなかったのは残念だった。

人は自分のことを「からっぽ」で「価値がない」と絶望したときどうやって自分を肯定していけばよいのか?

そう、僕は自分自身の存在への懐疑や問いを映画に投影しながら「クワイエットルームにようこそ」を観ていた。

なぜなら俺もまた主人公と同じく、自分のことを「からっぽ」で「価値のない」存在だと絶えず思っているからだ。

それゆえ、現実の世界ではこんなに都合よく「病み」から回復するわけねーだろと違和感を覚えたのでした。


「病み」つながりでこの映画もぜひオススメしときませう。

17歳のカルテ コレクターズ・エディション17歳のカルテ コレクターズ・エディション
(2007/07/25)
ウィノナ・ライダー .アンジェリーナ・ジョリー.ジャレッド・レト

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追記  ナース山岸を演じていた 平岩紙さんがめっちゃかわいかった。めっちゃ俺の好みである。

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岡田JAPANつまんない

その後のツレがうつになりまして。その後のツレがうつになりまして。
(2007/11)
細川 貂々

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漫画自体も面白いが、「うつ」について知っておかなければならない知識をどの本よりも分かりやすく書かれている。とてもよい本。
臨床心理学や心理療法の基礎的な教科書読むよりもずっと分かりやすいし、
むしろ専門書は小難しいことばっか書いてあるだけでぜんぜんあてにならん。

自分や家族がうつになった場合でもこの本やこの本の前作を一通り読めば、正しい知識や
家族がどのようにサポートしていけばよいのかなど実践的なこともカバーできる。

まだまだ「うつ」には偏見が多いし、正しい対処法もなかなか知られていない。
偏見に振り回されていると治る病気も悪化してしまう。
そのようなことにならないようにぜひオススメ。

苦しんでいる人を理解するのはなかなか難しいですが、人間はみんなで助け合う「おたがいさま」の思いやりが大事ですよね。要するに「愛」だけが「うつ」に勝てるわけです。
苦しんでいる人もサポートする周りの人間も共に病気と逃げないで理解を深め、良い方にと少しずつゆっくりと歩いていくことができればうつはよくなると僕は信じています。

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男の哀愁はブロンソンに学べ!

http://jp.youtube.com/watch?v=2Vbt12KazoQ

男らしさとは?男の世界とは?



う〜ん。マンダム。

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マンダムそれは男の世界

いのちのかたち (新・ちくま文学の森) いのちのかたち (新・ちくま文学の森)
鶴見 俊輔、 他 (1995/02)
筑摩書房
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相変わらず、このシリーズはすごく良い。
マイナーな作品ばかりだが、どれも選びぬかれた珠玉の作品。
感動する作品があれば、それを足がかりにまだ知らない偉大な作家たちの世界に触れることができるからおもしろい。
今日見つけた掘り出し物の作家は中野重治。
この作品に収められている『菊の花』という作品が衝撃的に良い。
早速、図書館で中野重治と検索し2、3の文庫に予約をかけた。どんな読書探検ができるか楽しみである。
マイナーだけどすごい良い作品を見つけると「発掘」した気分になって楽しいもんだ。

中野重治 (ちくま日本文学全集) 中野重治 (ちくま日本文学全集)
中野 重治 (1992/09)
筑摩書房

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そういう意味では、今日読んだ
19分25秒 19分25秒
引間 徹 (1998/06)
集英社

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引間徹の作品もすごく面白かった。
なぜこの作家が日の目を見ないのかわからない。
文章もすごく練ってあるし、話自体がすごく面白い良い作家なのに、
なんでやろ。もっと有名になってもいいのに
もったいない気がする。
今日読んだのは「競歩」についての奇想天外なストーリー


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syrup16gについて

delayedead delayedead
Syrup 16g (2004/09/22)
UK.PROJECT

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好きなバンドについて。
知っている人は知っているだろうが、僕はsyrup16g中毒である。
なぜここまで中毒にさせるのか怖いぐらいに歌詞がよい。
相変わらず、うまく表現はできないけれど、その諦観と絶望に満ちた曲たちはある意味で深い絶望と地獄をを味わった人にはわかる居心地のよさを秘めている。
圧倒的に迫ってくる「不安」、「死」、「諦め」、「どうでもよさ」
そして轟音、分泌されゆくアドレナリン。
それらは僕らの出口のない倦怠と憂鬱さと破壊衝動を静かに、時に荒々しくも解き放ってくれる。

しかしながら本当に残念なことに来年1月にアルバムを出し、3月に解散してしまうらしい。
ソングライターの五十嵐が今後どのような活動をするのかわからないが、また大好きなバンドが解散してしまうのはとても悲しい。
てか、解散する前にまたライブ行きたい。



君はいない
いつだってもう
この手離して
しまったんだ

君はいない
いつだってもう
正気でなんて
いらんないぜ

後ろ向きLife time
死ぬまでLow
Nobody like そんな
Beautiful
生きたいよ

味がしない
この世界も
上手に食べて
しまいたいなあ

心がない
感情がないとか言ってさ
本当はあなたが
怖かっただけ

後ろ向きLife style
死ぬまでRock?
Nobody like そんな
Beautiful
生きたいよ

今さら何を言ったって
四の五の何歌ったって
ただのノスタルジー
生ゴミ持ち歩いてんじゃねえ

君はいない

いつだってもう
この手離して
しまったんだ

君はいない
いつだってもう もうとっくに

正気でなんて
いらんないぜ

後ろ向きLife time
死ぬまでLow
Nobody like そんな
Beautiful
生きたいよ

後ろ向きLife style
死ぬまでRock?
Nobody like そんな
Beautiful
生きたいよ

今さら何を言ったって
四の五の何歌ったって
ただのノスタルジー
生ゴミ持ち歩いてんじゃねえ

一生って短いね
一瞬で消えちゃって
逝っちゃって 後悔するのよね


「生きたいよ」by syrup16g

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Das sind die glucklichen Momente

(死への不安と問い)

病気であったり弱った人間はこの世界に生きるに値するのか?

人は絶対に誰かを傷つけるために生まれてきたのではない。

人に罪はあるのか、裁かれない罪だとしても責められうるか。

言葉は誰かを傷つけるために生まれたわけではない。

あなたにゴミのように捨てられるぐらいならいっそ僕の首を絞めて殺してほしかった。

あなたの幻影を引きずる俺は死すべき存在ではないのか

世界にもし愛情というものがあるのならもっと僕らはマシに生きれたんじゃないのか

ぼくたちの失敗

それはあまりに残酷

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あなたはだあれ?

「われわれの祖先を千年前にさかのぼると、今の自分というのはその昔の二千万人の血を受け継いでいる勘定だそうである。」
(寺田寅彦『自画像』より)

なんだかこう考えると不思議ですな。
もちろん、二千万人なんていえば、犯罪者もなかにはいるだろうし、篤志家も詐欺師もいるわけで。

たまに僕は自分の中に潜んでいるだろう悪意に怖くなることがあるですよ。

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「ニーチェは死んだ!」by神

再来週、日本文学で発表する人が奇想天外なテーマというか課題を出した。
まず、読んでくるテクストはご存知、夏目漱石の「夢十夜」。
文鳥・夢十夜 文鳥・夢十夜
夏目 漱石 (1976/07)
新潮社

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なにか今年の日本文学ゼミが「夢十夜」で終わることに個人的にはすごく運命的なものを感じてしまうのだが(笑)

課題は何かというと、

第一夜と第三夜でそれぞれ

第一夜 「百年待っていてください。」

第三夜 「百年前にお前は俺を殺したんだ。」

と出てきますが、なぜ「百年」なんでしょうか?
考えてきてください。




てか考えれば考えるほど、単純なようですごく難しい問いなんですな。

なんで「百年」なんやろ

うーむ。俺は村上春樹に聞いてみたいぜ


誰か、面白い答え思いついた人いたら教えてください(笑)

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食卓のカメレオン

引間徹『屋根裏のアルマジロ』を読む。
ひきこもりの話なのだが、構成がすごくうまくて複雑なので読み応えがありすさまじく面白かった。



いのちの書 (ちくま哲学の森) いのちの書 (ちくま哲学の森)
鶴見 俊輔、 他 (1989/11)
筑摩書房

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あと、これなのだがすさまじく選者のセンスが良い。
さまざまな作家の短編が25編ぐらい入っているが、どれもはずれがない短編で、すさまじい威力を持ったものばかりだ。
生と死はなにか?ということに根本的に揺さぶりをかけるものである。そんなんすきな人にはオススメ。
中でも死刑寸前の幸徳秋水が書いた『死生』は読むものに圧倒的な勢いでもって襲い掛かってくる。
死ぬ前にこんな文章を書けることがすさまじい。
なにか突き抜けた感さえある。

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お知らせ

携帯紛失したので買いました。

もちろんアドレスは真っ白なのでこれを見た人は僕のアドレスまでメイルください(メアドは変わっていません。)

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岡崎京子『リバーズ・エッジ』あとがきより

リバーズ・エッジ (Wonderland comics) リバーズ・エッジ (Wonderland comics)
岡崎 京子 (2000/01)
宝島社

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僕らはこの世界を生きている。

こののっぺりとした空間。汚染された空。

道端に転がるネコの死体。

海に流れ込む茶色い粘度の高い生活廃水

その中に紛れ込む経血、そして精液。それらは何をも生み出さない。

出口のない迷路。

まるで酸素が足りていない水槽に閉じ込められた

水族館の魚たちのように

息苦しく逃げ場なんてない、鬱屈した日常という戦場に

僕らは生き延びなければならない。

空気の中には見えない何かが電波のように

飛び交っている。

愛とか

悪意とか

諦めやら

悲しみやら

憎しみや

惨劇や

嘘や

暴力とかが

ゆっくりと日常を侵食し、満たしていく。

そして何事もなかったかのように明日はやってきて

そしてまたあるのは半ばアホくさいほど退屈な日常。

僕らは生き延びる。

得体の知れない<欲望>に振り回されながら。

僕らは生き延びる。

はちきれそうな<不安>と<苦痛>にのたうちながら。

日常に帰っていく。

涼しい顔して ごまかしながら。

どうでもいいような会話でごまかしながら。


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