優柔不断な読書日記

つれづれなるままに本を読むあおやぎたけしの読書日記です。

生みの苦しみ

やっと、日本文学の論文が書けた。

テーマは『日本文学における生と死のあいだ』

取り上げたテクストは梅崎春生『幻化』と芥川龍之介『蜜柑』だ。

といってもこの論文はまだ未完成だ。

酵母としてまだまだ成長する余地はあるし、ほかに俺が書いた批評についての論文も接続するつもりだ。

今回は4000字とだいたいの字数がきめられていたので、作品を2つしか取り上げなかったがまだ、取り上げたい作品はある。

それでも字数は約6200字になってしまった。

まあいずれにしろ日本文学を考えるにあたり自分の心の中でモヤモヤしていたものとはある程度、一度決着はつけられたんじゃないかと思う。もちろん後半戦はまだあるのだけれど。(そこでは古谷実の『ヒミズ』について考えてみたい。)


後はこの論を手がかりにまだ語りつくせていない自分の中の「酵母」を育てていき、それを丹念に掘り起こして行く作業をするのみだ。

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愛の死

僕は絶対愛してるなんて言わない

僕は絶対好きなんていわない

愛なんて捨ててしまえ

あきらめることにも少し意義があって

何かしようとすることについては

ただそばであなたを見ていることだけが真実

なにも求めず、ただそこにあること

ただそれが真実

けれど人間は半分は動物で

かなわないことが結構多い

僕の中で愛は死んだ

なぜならそれは永遠なはずだったから

理性という人間らしさで作りだした美しい星屑のような芸術的な愛は死んだ

いまさら動物的な愛欲におぼれることはしたくはないので

愛を殺して 僕の心はからっぽになった

ただ人間はうまくいかないものだから

静かな愛がまた涸れた井戸に水をたたえないか怖くもあるんだよ

それは希望とは違うもの

静かに見守ること

静かに受け入れること

静かに求めないこと

ただそばにいること

ただそこにいること


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難民

まぶしすぎる夕日も

はじき返される日常も

固定された思考パターンも

すべてが僕の内的世界

青い石をひろって

宇宙に投げよう

広くなった校舎 窓からは列車

オレンジ色の光が差し込んで

嗚呼、私はこのまま雨のようにしとしと溶けてしまいたい

深く深く流れるように ゆっくりと しっとりと ゆったりと

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子宮に帰りたい

シロップ16gのライブにいく。
前から観たかったし、運よくチケットがとれたので楽しみにしていった。
前座でかっこよいバンドがいた
ノーベンバーズというバンド。
歌詞がデカダンス 音が轟音でアドレナリンがでた

シロップは感動的だったが、いかんせんやった曲が少ないのが残念。
でも「天才」がすごいよかったし、好きな「イマジン」も聴けて良かった。
こんどまた是非いきたい。

明日てか12時過ぎたから今日やな。学校初回から日本文学ゼミレポート未完成なので初回から気が重い。
しかし半年振りにみんなに会えるのが楽しみだったりする。
やっぱり好きなことを大学で勉強できることは幸せだ。

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エビリファイ

日本文学のレポートが書けない。
いっこうに神様が降りてきません。
スランプだ。。。

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フェイク・プラスチック・ラヴ

ポリリズム(初回限定盤)(DVD付) ポリリズム(初回限定盤)(DVD付)
Perfume、中田ヤスタカ 他 (2007/09/12)
Tokuma Japan Communications CO.,LTD(TK)(M)

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Perfumeの新曲購入。

いやーいいね。
僕としては独自の世界観を保っていっているところが非常にうれしい。
これで萌えアイドル路線にアクセルを踏み込まれたらどうしようかと。
これからどうなるかはわからんが俺の期待を裏切らんで欲しいところだ。
人気とかこれ以上でないでほしい。
てかMステとかに出るな。

「ポリリズム」という楽曲ですが、またそのペシミスティックな歌詞と無駄にハイテンションな曲がいいすな。

ところで「ポリリズム」というタイトルですが

ポリリズム(英語:polyrhythm)とは、声部によって拍の位置が異なること、またはそのようなリズムのことである。

拍の一致しないリズムが同時に演奏されることにより、ポリリズム独特のリズム感が生まれ、ポリリズムになれていない者には奇妙なリズムに聞こえることがある。

それぞれの声部の拍の長さがx:yであれば、xからみてy拍ごとに、またyからみてx拍ごとに、それぞれの拍が一致するのが普通である。

演奏には、正確なリズム感が必要とされる。

プログレッシブ・ロックでは常套手段である。

(wikipediaより出典)

だって。タイトル通り途中の間奏にその手法が使われています。

おそらく、恋をしたときの心の揺れをポリリズムという拍の一致しないリズムで表現したんでしょうか。

聴いていて、『恋とはプラスチックのように無機質な実体のない、言い換えれば中身がない骨組みだけの虚構にすぎない』というなにか切ない印象を受けました。
はい。すみません。僕の偏見が入っていますね。

けれど、Perfumeというアーティスト自体「虚構性」が
強いと思います。
あえてPerfumeという幻想の世界観を演じている気がするのです。悪い意味でいってるわけではないですが。
ちょっとわかりにくいかもしれないけれど、
(近未来テクノ・ポップ+夢見がちな女の子)
という幻想(てか妄想?)を付加価値として強みにしているところがPerfumeの本質だと僕は勝手に思っていますが、どうでしょうか。


ほんとに世界観がしっかりしているので、アイドルではなくアーティストとしてこのままでいてほしいすな。

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抵抗勢力

野中広務 差別と権力 (講談社文庫) 野中広務 差別と権力 (講談社文庫)
魚住 昭 (2006/05/16)
講談社

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おススメ。
圧倒的な面白さにあっというまに読破してしまった。
かつて小泉政権誕生のときに抵抗勢力とみなされ時代の渦に身を沈めていったときの権力者野中の半生を描くルポルタージュ。

読んだ感想はまず、当たり前だがこれまでの野中の腹黒い悪代官というイメージはぶっ壊されたと思う。
小泉のハンセン病訴訟控訴断念という政治決断もこの男のこれまでの根回しがなくては不可能だった。
彼は人生をかけて「差別」という日本の闇と戦い続ける。
僕は正直部落や同和問題はあまり知らないし、今まで生活していて感じることはなかったので現代はようやく偏見や差別が少なくなってきているのかもしれない。
彼は自分自身「差別」を受けたことによる反骨精神でどんどん権力の座に上り詰める
コンプレックスというものは時になにかをなしうる原動力になるが、この男の場合は個人的に権力に上ったあとのいくつかの行動で解せないところがある。
小渕政権時国旗国家法は当時官房長官だった野中主導で成立させたものであるが、差別の痛みを幼少時から骨の髄まで知っている野中に何故このようなことができたのか疑問だ。
それに「加藤の乱」のときも恫喝して鎮圧させたのはこの野中だった。
彼は差別と戦う政治家という顔と時には権謀術中で相手の寝首をかくという非常にアンビバレントなところを持っている。
が、しかしどうしてだか筋を通すところは通すなんだかとても不器用な政治家だ。
てか、まあ賛否両論あってもとても人間くさいおもしろい政治家であることは間違いないだろう。

ぜひ読んでみてください。面白いです。

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エレクトリック・レスキュー

久しぶりに本。
きつねのはなし きつねのはなし
森見 登美彦 (2006/10/28)
新潮社

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新釈 走れメロス 他四篇 新釈 走れメロス 他四篇
森見 登美彦 (2007/03/13)
祥伝社

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森見登美彦は面白い。
僕は好きだ。「きつねのはなし」とかとても良かった。
おススメなのでお試しあれ。

それにしても今ピチカート・ファイヴを聴いているけどいいね。
とてもいい。
ボサ・ノヴァ2001 ボサ・ノヴァ2001
ピチカート・ファイヴ (1993/06/01)
コロムビアミュージックエンタテインメント

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以上、気に入ったものミニ特集でした。

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青空とヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

僕はエヴァンゲリオンというアニメに多大に影響されている。ちょうど僕は中学生のとき、初めて深夜で再放送を観た。ちょうどそのときは家族で旅行に行っていたときなので薄暗いブルーの染み渡る海岸線のホテルの朝焼けの中ドキドキしながら観た。
まず僕は「使徒」と呼ばれる物体の形状に驚きを覚えた。あるものはダイヤモンド、あるものはコンピューターウィルス、あるものは人間。
何故なのか?
それからというもの一度観ただけではわからない圧倒的な情報量、世界観。
うずめく陰謀や謎にどっぷりと頭をめぐらせた。
とにかくすべてが斬新でスタイリッシュでかっこよかった。
なぜかわからないけれど僕は落ち込んだときやブルーなときにエヴァを繰り返し観ていた。何故だろう?
なにが僕をひきつけたのかはわからないが、真っ暗にした部屋の中でどっぷりとエヴァの世界にはまっていったのだった。

今回の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」もホントにドキドキさせながら観たのだが、のっけからやはり前作とは迫力が違う。
メカニックの緻密な描写、色彩の鮮やかさをとってもすばらしい。
そしてなんといってもストーリーのスピーディで疾走感あふれる展開には驚かされた。
どうやって98分にまとめるのだろうと心配していたが、見事にその心配を裏切った。
終盤のヤシマ作戦の迫力などはもう頼むから終わってくれるなまだ観たいんだと思わせるに十分すぎるほどの出来だった。
本当に庵野秀明を初めとするスタッフはすばらしい仕事をしたと思う。

映画を通して思ったというか印象に残ったこととして僕は「青空」をあげたいと思う。
この真っ青で雲が浮いているスカイブルーはエヴァのDVDのメニュー画面にも登場する印象的なものである。
今回の劇場版でも「青空」は随所に見られた。
綾波レイが青空をバックに髪を風になびかせるシーンやシンジが青空の雲を見上げるシーン。さながらその青空はマグリットの絵をも髣髴とさせる。

僕は青空が個人的に好きなのでとてもこれらのシーンがとても印象に残っている。

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